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英語よりマイナーな言語を取得した方が就職に有利かも

英語よりマイナー言語のすすめ

いきなりですが、私はタイ語が話せます。

日常会話はもちろん、仕事でもタイ語を使っていました。

トータルでタイには8年ほど住んでいましたが、2年目にはタイ語が話せるようになっていました。語学学校に通うこともなく、独学で勉強し、仕事で使っているうちに自然と話せるようになりました。

英語は苦手で殆ど話せません。しかし、タイ語が話せるようになったので、帰国後も出張ベースでタイに仕事で行くことがありました。

社内でタイ語を話せる人間が数人しかいないので、タイ関係の仕事は任されていました。

現在は転職をしてタイとは離れていますが、機会があればタイ関係の仕事をしたいと思っています。

英語は話せる人が多いので、なかなか勝つことが難しいと思います。その点、マイナーな言語であれば、少し話せるだけでも大きなメリットがあるのではないでしょうか。英語が苦手な場合、他の言語を勉強してみるのも一つの手です。

 

タイ語を学んだきっかけ

私がタイ語を学んだきっかけは、仕事でタイに行くことになったからです。

タイのバンコクへの赴任が決まった時は、「英語も話せないのにどうしよう・・・」という気持ちでいっぱいでした。

赴任までの期間、英語を勉強しようかとも思いましたが、学生時代から英語は嫌いだったので、全くやる気がおきませんでした。

そこで、「タイ語はどんな感じなんだろう」と思い、本屋さんでタイ語の本を探してみました。その時に見つけたのが、「旅の指さし会話帳 1タイ[第3版] (ここ以外のどこかへ)」です。(私が購入したのは初版のものでした)

イラストが面白く、すぐに購入を決めました。

赴任までの期間、買ってきた本を使って、とにかく単語だけを覚えるようにしました。単語を覚える際に、独特のタイ文字を書くようにしたことにより、読めるようになったのは大きなメリットでした。

 

タイに行ってみて

タイのバンコクに着いて、早速覚えたタイ語を使ってみました。

結果、全く通じませんでした・・・

仕方なく持っていた本を見せると理解してもらうことが出来、意志の疎通は出来ました。

先輩社員の人が私のタイ語を聞いていて、

「久しぶりに日本語発音のタイ語を聞いたよwww)

と笑いながら言っていたのを覚えています。

確かにタイ人の発音とは全く違うのですが、どうすれば良いのかが分かりませんでした。

そこで、持っていた「旅の指さし会話帳」の巻末ページを読み直したところ、発音の仕方が書いてありました。日本にいる時は発音までは分かりませんでしたが、現地に来て発音の大切さがよく分かりました。

本に書いてあるように発音するようにしたところ、少しずつではありますが通じるようになりました。また、タイ人の発音をよく聞いて真似するようにもしていました。

結局、1年間で使ったタイ語の本は2冊だけです。1冊は上記の「旅の指さし会話帳」で、これはどこへ行く時も肌身離さず持っていました。

もう1冊は「音で引く・タイ日実用辞典」です。(私が購入したのは旧版のものでした)

タイ人の発音を聞いて、その音を上記の辞典を引くと検索出来ることが多々ありました。この本を考えた人は凄いと思います。分からない単語が出て来た際に、パッと引くことが出来たので大変役に立ちました。

 

文法よりも単語重視で

実際にタイ語を使うようになって思ったことは、文法よりも単語が重要だということです。

とにかく伝えたいことを単語だけでも良いので話せると何とかなることが多くありました。逆にタイ人が話す言葉の中で、分かる単語があると何となくではありますが、意味が分かるようになります。

仕事でタイ語を使っていた時も、専門用語を中心に単語だけを覚えるようにしていました。それだけでも意志の疎通が出来るようになり、スムーズに仕事が進むようになったのを覚えています。

学校で習う英語の授業は文法が中心なので、実際に話す際もしっかりとした文法を意識するようになってしまいます。そのため、言い回しが分からない時は話すことが出来ないということも多くあると思います。

しかし、単語だけでも話すと相手は分かってくれる場合があります。英語以外の言語であれば、学校で習うこともないので、文法を気にせず話やすいのではないでしょうか。

 

就職や転職をする場合

就職や転職をする場合、履歴書を提出すると思います。

履歴書には資格を書く欄がありますので、英検やTOEICを書けるように勉強している人も多いのではないでしょうか。

英語が好きで勉強しているのであれば是非頑張って資格取得をして欲しいと思います。しかし、英語が嫌いで無理して勉強しているのであれば、他の言語の勉強をしてみてはどうでしょう。

最初にも書きましたが、英語は話せる人(ライバル)が多くいるので、相当頑張らないとだと思います。その点、マイナーな言語は話せる人が少ないのでチャンスがあると思います。

最近はタイ語が話せる日本人が増えているように感じます。私が初めてタイに行った時は、殆ど話せる人はいなかったのですが、数年前にタイに行った時は多くの日本人がタイ語を話しているのを聞きました。

タイよりもマイナーで日系企業が進出している国を探さないとですね。

 

最後に

自分でもタイ語が話せるようになったことに驚いています。

人生どこで何があるか分からないものです。

就職や転職のために語学を勉強することは非常に有効なことだと思います。しかし、嫌いなことを無理して勉強しても身につかないのではないでしょうか。

学生の頃、嫌いな科目はテストの結果が悪かったのではありませんか?

まず勉強すること自体が苦になり、やっても頭に入ってこないという経験があるのではないでしょうか。

英語が嫌いな場合、思い切って他の言語の勉強に変えてみると思いもよらない結果になることもあります。私はタイへの赴任が決まった後で勉強しましたが、それでもその後の仕事に大きく影響しました。

一番使う可能性が高いのは英語だと思いますが、マイナーな言語を覚えるメリットも大きいと思います。どこでどうなるか分かりませんが、気になる言語があれば少しだけでも勉強してみることをおすすめ致します。

 

上で紹介しましたが、タイ語の勉強をしようと思っている方におすすめの2冊です。

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