2015年にタイ・バンコクの街角で出会った忘れられない「ストリートフード」の記録をお届けします。
DACOに載っていたローカルのお店を回っていた時期です。
これが本当に美味しくてびっくりしました。
豪華なタイ料理も良いんですけど、結局心に残るのは、地元の人に混じって頬張る熱々の屋台メシだったりします。
飾らない、ありのままのバンコクに触れる瞬間、旅の記憶はより鮮やかなものに変わります。
目次
Rama4にあった「Sornthong Pochana」
ラマ4世通りを象徴する黄色い看板が目を引く「ソントーン・ポーチャナー(Sornthong Pochana)」。
ここは新鮮なシーフードを求めて、夜な夜な多くの客で賑わうバンコク屈指の名店です。
でも、今回のお目当てはシーフードではありません。
店内から漏れる活気と、目の前の大通りを激しく行き交うバイクや車。
知らないと素通りしてしまう、どこにでもあるバンコクの街並みです。
蒸したてホカホカ!至福の飲茶タイム
今回のお目当ての一つがタイ風の肉まん「サラパオ」です。
コンビニでも売ってましたが、ここのサラパオは絶品です。
2015年のこの日、カラフルなお皿に乗って運ばれてきたのは、まるで真珠のようにツヤツヤと輝く真っ白な一品。
ふかふかの柔らかな生地を半分に割ると、中からは旨味がぎゅっと凝縮された熱々の餡が顔を出します。
一口頬張れば、素材の甘みが口いっぱいに広がり、歩き疲れた体にじんわりと染み渡るような、優しくてどこか懐かしい味わいでした。
香りと旨味を閉じ込めた「ハスの葉包みご飯」
屋台の大きなアルミ製の蒸し器を覗くと、そこにはハスの葉で丁寧に包まれた「カオホーバイブア」がぎっしり。
今回のお目当てはこれです!
一つひとつがまるで芸術品のように綺麗に折りたたまれ、蒸気を浴びて深緑色に輝いています。
紐を解いて葉をそっと広げると、閉じ込められていたハスの高貴な香りが一気に溢れ出します。
中から現れるのは、出汁を吸って絶妙な色合いに炊き上がったご飯。
ホクホクとした銀杏やジューシーな豚肉、食感の良いキノコといった具材が贅沢に混ざり合い、噛み締めるほどに重層的な旨味が広がります。
見た目の美しさはもちろん、五感すべてを満足させてくれる、まさに屋台グルメの傑作でした。
これを食べるために何度か通っていました。
本当に美味しかったです。
黄金色のスパイス!揚げニンニクが主役のタイ風焼売
飲茶といえば「カノムジープ」と呼ばれるタイ風の焼売も外せません。
運ばれてきてまず驚くのが、これでもかというほど惜しみなく振りかけられた黄金色の揚げニンニクです。
焼売と揚げニンニクの相性がバッチリで、とても美味しかったです。
ぷりっと弾力のある豚肉の旨味に、このカリカリとしたニンニクの香ばしいアクセントが加わることで、味の輪郭がぐっと際立ちます。
タイ特有の少し甘みのある黒酢タレ(ジコ)を絡めれば、酸味・甘み・香ばしさの三位一体が完成。
一口サイズながらもパンチの効いたその味わいに、ついつい次の一個へと箸が伸びてしまう、中毒性たっぷりの一皿でした。
【コラム】旅の指針は、いつも「DACO(ダコ)」
今回の食べ歩きの強い味方となってくれたのが、バンコクで絶大な信頼を得ている日本語フリーペーパー「DACO(ダコ)」です。
単なる観光ガイドにとどまらず、編集部が実際に足を運んで見つけたマニアックな路地裏の名店や、タイのディープな文化を掘り下げた特集は、読むたびに新しい発見を届けてくれます。
ページをめくり、気になるお店に印をつけて、地図を頼りに屋台を探し歩く。
そんなDACOを片手にした探索こそが、バンコクの旅をより豊かで思い出深いものにしてくれました。
あとがき
2015年のバンコク。
路上の熱気、蒸し器から上がる真っ白な湯気、そして人々の笑顔。
写真を見返すだけで、あの時の香ばしい匂いや賑やかな街の音が昨日のことのように思い出されます。
今のバンコクも好きですが、昔のバンコクは本当に楽しかったです。
「終わらない夏休み」を過ごしてた頃が懐かしいですね。
皆さんの思い出のバンコク・グルメは何ですか?






