以前、当ブログ「blogdesu.com」の「猿島上陸作戦:おじさん2人のスナップ旅・下調べ編」で、その歴史的背景や撮影のポイントを徹底的にシミュレーションしてから1ヶ月。
ついに、あの赤レンガの要塞へ上陸する日がやってきました。
今回の旅のテーマは、「限られた時間で、猿島の魅力を120%引き出すこと」。
9:30の始発便で島へ渡り、12:45の船で戻るまでの約3時間半。
事前リサーチで「ラピュタの世界」と称される絶景スポットに目星を付けていましたが、実際に現地に立つと、生い茂る緑が遺構を飲み込んでいく圧倒的な生命力に、言葉を失うほどでした。
そして島歩きの後は、これまた下調べしていた「よこすか海軍カレー」を目指してどぶ板通りへ。
当初目指していた有名店「TSUNAMI」の活気を横目に、今回はそのすぐ近くで見つけたお店へ。
島歩きで心地よく疲れた体に、あの懐かしくもスパイシーな味わいが最高のご褒美となりました。
本記事では、事前の知識と今回の実体験をすり合わせ、
- 現地で確信した!ラピュタ化現象を捉えるベスト撮影ポジション
- 無人島で「手ぶら」を満喫するBBQ&釣りのリアルな空気感
- 島から戻ってすぐに立ち寄れる、絶品海軍カレーのお店
これらを詳しくレポートします。
最新の猿島攻略ログをどうぞ最後までお楽しみください。
9:30 猿島上陸!「ラピュタの世界」へ足を踏み入れる
三笠ターミナルから船に揺られること約10分。
潮風を感じている間に、無人島・猿島へ到着です。
9:30の始発便を選んだのは大正解。
平日ということもあり、まだ観光客もまばらで、島独特の静謐な空気が保たれていました。
まずは入り口で「上陸の証」を撮影

三笠ターミナルから船で約10分。
到着してまず目に飛び込んでくるのは、青い海に映える「SARUSHIMA」のモニュメントです。
下調べでもチェックしていたこの場所。
まずはここで「上陸の1枚」を。
朝の光がステンドグラスを透過して非常に綺麗です。
苔むした赤レンガが語る「要塞の歴史」
坂道を少し登ると、景色は一変します。
両脇を切り立った崖と深い緑に囲まれた「切通し」が現れます。


ここにあるのは、明治時代に造られた軍事要塞の跡。
赤レンガが、長い年月をかけて苔むし、木々と一体化しています。
この「自然が人工物を飲み込んでいく姿」こそが、ラピュタの世界観と称される所以です。
幻想的な光の演出「愛のトンネル」
さらに進むと、いくつものレンガ造りのトンネルが現れます。


特に長いトンネルは、内部が薄暗くひんやりとしています。
トンネルの中から出口の光を捉えるように構えると、レンガの質感が浮き上がり、物語のワンシーンのような写真になります。
壁のディテールも、ここでぜひ押さえておきたい1枚です。
静寂の先に見える「歴史の断片」
トンネルの出口や脇道には、弾薬庫や兵舎として使われていた空間が当時のまま残されています。


かつてここが東京湾を守る要地であったという「確実な歴史」が、剥き出しの壁や崩れた角から伝わってきます。
静かにシャッターを切るだけで、時が止まったかのような感覚に陥ります。
猿島の写真







潮風を感じてリフレッシュ!「BBQ・釣りエリア」の賑わい
トンネルを抜け、さらに道なりに進むと視界がパッと開け、青い海が広がる砂浜へと出ます。
ここでは、要塞跡の静寂が嘘のような、明るく賑やかな空間が待っていました。
手ぶらで本格的!「オーシャンビューBBQ」
猿島の砂浜は、知る人ぞ知るバーベキューの聖地です。

下調べでも注目していたのが、その「手ぶらOK」な手軽さ。
重いコンロや炭を持ち込む必要はなく、機材はすべて現地でレンタル可能です。
この日も、美味しそうな音と香りを立てながら、島時間を満喫していました。
初心者も夢中になる「無人島フィッシング」

猿島周辺は魚影が濃いことで有名で、管理棟では釣り具のレンタルも完備されています。
「ちょっとやってみたい」という初心者の方でも、手ぶらで挑戦できるのが嬉しいポイント。
潮風に吹かれながら、獲物がかかるのをじっと待つ時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる贅沢なひとときです。
自由なスタイルで過ごす「島の休日」
散策に全力を注ぐのも良し、海辺でアクティブに遊ぶのも良し。
猿島の魅力は、要塞の「静」とレジャーの「動」が、この狭い島の中に共存していることだと実感しました。
12:45の船を待つ間、波打ち際で過ごすだけでも、驚くほど心がリセットされます。
12:45 横須賀帰還。どぶ板通りの活気と「海軍カレー」ランチ
猿島を12:45の船で出発し、わずか10分で横須賀・三笠ターミナルへ。
無人島の静寂から一転、ランチを求めて向かったのは、アメリカンな雰囲気が漂う「どぶ板通り」エリアです。
人気エリア「どぶ板通り」の熱気

通りに入ると、有名な「TSUNAMI」があります。
今回は隣にある「ALFRED」へ。

落ち着いた雰囲気の中で、横須賀が誇る「よこすか海軍カレー」をじっくり味わうことができます。
運ばれてきたのは、まさに「海軍カレー」のルールに則った、カレー・サラダ・牛乳の3点セット。

味わいの感想
じっくり煮込まれたルーはコクがあり、どこか懐かしさを感じる優しい味わい。
スパイスの香りが、島歩きで心地よく疲れた体に活力を与えてくれます。

食後のひと歩き。横須賀の空気に触れる
お腹が満たされた後は、少しだけ足を伸ばして街を散策。
横須賀といえば、軍港を外すわけにはいきません。



この日も軍艦が停泊していました。
まとめ
9:30に上陸し、12:45の船で戻る。
わずか3時間半の滞在でしたが、猿島が持つ「歴史の静寂」と、横須賀の街が持つ「エネルギッシュな活気」を同時に味わえる、非常に濃密なショートトリップとなりました。
事前の下調べで期待していた「ラピュタのような絶景」は、実際にその場に立つことで、空気の冷たさや波音と共に一生忘れない記憶へとアップデートされました。
最後に、実際に巡ってみて分かった「より楽しむためのコツ」をいくつかお伝えします。
「9:30始発便」を強くおすすめします 今回のように午前中の早い時間帯に上陸することで、人が少ない状態で静かな要塞跡を撮影できます。11時を過ぎるとBBQ客や団体旅行の方も増えるため、撮影に集中したい方は朝イチが狙い目です。
歩きやすい靴と、夏場は虫除けを 島内は舗装されていますが、坂道や階段、未舗装の海岸エリアもあります。また、自然豊かな島なので、特に夏場に散策路へ入る際は虫除け対策をしておくと安心です。
ランチは「どぶ板通り」の開拓を楽しんで 有名店の「TSUNAMI」だけでなく、今回訪れた「アルフレッド」のように、落ち着いて海軍カレーを楽しめる名店が点在しています。行列に左右されず、自分だけのお気に入りのお店を見つけてみてください。
「東京から1時間の冒険」は、週末の気分転換にぴったりです。
皆さんもぜひ、カメラを片手にこの不思議な無人島、そして横須賀の街を歩いてみてはいかがでしょうか。
