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タイでの老後生活の魅力~さよならバンコク~

タイは、その温暖な気候、美しい自然、親しみやすい人々、そしてコストパフォーマンスの良さから、世界中の退職者に人気の移住先となっています。

特に、日本からの移住者も多く、タイでの老後生活には多くのメリットがあります。

本記事では、タイでの老後生活の魅力、必要な準備、生活費、医療制度、住居、文化、そして実際の生活体験について詳しく紹介します。

タイで老後を送る

 タイの魅力的な気候と自然

タイは一年を通じて温暖な気候に恵まれており、特に寒さが苦手な方には理想的な環境です。

南部のビーチリゾートや北部の山岳地帯など、多様な自然景観が楽しめます。

チェンマイ、プーケット、パタヤ、ホアヒンなど、多くの外国人が住む地域では、リゾート地としての魅力も兼ね備えています。

ただ、乾季と雨季がある点には注意が必要です。

タイの雨は一日中降り続くことは滅多にないので、止むまでのんびり過ごすのも老後生活ならありですよね。

低コストで快適な生活

タイでの生活費は日本に比べて非常に低く抑えられます。

住居費、食費、交通費などを日本より安く抑えることができます。

例えば、地方都市では月々の生活費が約5万円から10万円程度で収まることもあります。

住居さえ見つけてしまえば、あとは何とかなることでしょう。

最近のバンコクは物価が高く、快適な暮らしを送るには日本と同じくらいの費用がかかります。

この前バンコクに5日間くらい滞在したときは、外食で日本料理中心だったので日本以上に費用がかかりました。。。

医療制度の充実

タイの医療制度は非常に充実しており、特にバンコクやチェンマイなどの大都市には世界水準の病院が数多く存在します。

医療費も町のクリニックであれば、日本に比べて安価です。

しかし、大きな病院に行くとビックリする料金を請求されます。

そのため、キャッシュレス可能な保険に入っておくことをおすすめします。

移住手続きとビザの取得

タイで長期滞在するためには、リタイアメントビザ(O-Aビザ)が一般的です。

このビザを取得するためには、一定の年齢(50歳以上)や収入条件(一定額の預金や年金収入)が求められます。

手続き自体は比較的簡単であり、多くの日本人がスムーズに取得しています。

老後何年くらいをタイで過ごすのかを考え、余裕ある金額を準備しておきましょう。

どうしてもバンコクでないと嫌だという人以外は地方の方がおすすめです。

バンコクに比べて物価が安いので、長く滞在することができます。

住居の選択肢

タイでは、アパートメント、コンドミニアム、一戸建てなど、さまざまなタイプの住居が選べます。

特に外国人向けのコンドミニアムは設備が整っており、快適な生活が送れることで人気です。

賃貸料も日本に比べて非常に安価であり、長期滞在でも経済的な負担が少ないです。

私が住んでいた部屋の家賃は1ヶ月10,000バーツでした。

プールやジムが付いていたので、やることがない日はコンドミニアム内で過ごしていました。

ハジャイのコンドミニアムを見学しましたが、バンコクと同じ感じでした。

地方の大きな都市には日本人でも快適に過ごせるコンドミニアムが増えてきています。

バンコクより物価が安いので年金だけでも何とかなるかもしれませんね。

地元の文化と人々

タイは「微笑みの国」として知られ、その名の通り、親しみやすくフレンドリーな人々が多いです。

地元の文化や習慣を尊重し、理解することで、より深く現地に溶け込むことができます。

また、仏教の影響を受けた穏やかな生活リズムも、老後の生活に適していると言えます。

さらに年配の人を大切にするという点もタイで老後を過ごすのに適しています。

バンコクよりも地方の方が地元の人との触れ合いを感じることができます。

今でもチェンライやハジャイに知り合いがいます。

数年に1回しか訪れる機会はありませんが、それでも会うとお互いの近況を楽しく話し合っています。

日常生活の楽しみ

タイには多くの観光地や娯楽施設があり、退職後の生活を豊かにしてくれます。

ゴルフ、釣り、ヨガ、ダンス、料理教室など、多種多様なアクティビティが楽しめます。

また、地元の市場やレストランでの食事も楽しみの一つであり、特に新鮮なフルーツやシーフードが手頃な価格で手に入ります。

タイ料理もバンコクより地方の方が安く食べられます。

また、その地方の特産を楽しむことができるのも地方に住む良さですよね。

日本人コミュニティ

タイには多くの日本人が移住しており、日本人コミュニティも活発です。

日本食レストラン、日本語の書籍を扱う書店、日本人医師がいるクリニックなど、日本人にとって便利な施設が数多く存在します。

また、地域によっては日本人向けのイベントやサークル活動も盛んに行われており、現地での人間関係を築くのにも役立ちます。

チェンマイなどにも日本人コミュニティがあります。

今の時代、SNSを利用して自分で新しいコミュニティを作るのも楽しそうですね。

セキュリティと安全

タイの治安は比較的良好であり、特に観光地や外国人が多く住むエリアでは安全に生活することができます。

ただし、夜間の一人歩きや貴重品の管理など、基本的な防犯対策は必要です。

また、緊急時には大使館や領事館のサポートも受けられるため、安心して生活を送ることができます。

バンコクも治安は悪くありませんが、地方も治安は悪くありません。

ハジャイなどの南部にはイスラム系の人もいますが、危険なことはありませんでした。

タイ語の学習

タイでの生活をより豊かにするためには、タイ語の基礎を学ぶことが重要です。

タイ語を話せることで、地元の人々とのコミュニケーションが円滑になり、日常生活がさらに便利になります。

多くの語学学校やオンラインコースがあり、初歩から学べる環境が整っています。

現地で毎日タイ語を耳にしていると、独学でも話せるようになっていきます。

文法にこだわり過ぎず、コミュニケーションを取ることを目標に頑張りましょう。

関連記事タイ語で会話をしたければ「発音」と「単語」の勉強をしよう

バンコクとチェンマイの物価比較

タイで人気の移住先であるバンコクとチェンマイは、生活費の面で大きな違いがあります。

以下にそれぞれの都市の主な生活費を比較し、具体的な項目について説明します。

住居費

バンコク:

  • バンコクの中心部では、コンドミニアムの家賃が非常に高く、1ベッドルームの賃貸価格は月々2万バーツ(約7万円)以上になることが多いです。
  • 郊外に住む場合でも、家賃は1万バーツ(約3.5万円)から2万バーツ(約7万円)程度かかります。

チェンマイ:

  • チェンマイでは、同じような条件のコンドミニアムでも家賃は比較的安く、中心部で1万バーツ(約3.5万円)前後、郊外では5,000バーツ(約1.75万円)から1万バーツ(約3.5万円)程度です。

食費

バンコク:

  • 外食費は多様で、屋台の食事は一食40バーツ(約140円)程度から、レストランでは200バーツ(約700円)から500バーツ(約1,750円)程度です。
  • スーパーでの買い物もやや高めであり、特に輸入品は高価です。

チェンマイ:

  • 屋台や地元の食堂での食事はバンコクと同様に安価ですが、全体的に物価が低いため、レストランでの食事も150バーツ(約520円)から300バーツ(約1,050円)程度とやや安くなります。
  • スーパーでの買い物もバンコクに比べて安価であり、地元の食材が豊富に手に入ります。

交通費

バンコク:

  • 公共交通機関(BTS、MRT、バス)は充実しており、1回の乗車料金は15バーツ(約52円)から50バーツ(約175円)程度です。
  • タクシーやグラブの利用も一般的ですが、渋滞のため時間がかかることが多いです。

チェンマイ:

  • 公共交通機関はソンテウやトゥクトゥクが主で、1回の乗車料金は20バーツ(約70円)から50バーツ(約175円)程度です。
  • 都市がコンパクトなため、自転車やバイクを利用する人も多く、交通費は比較的安く抑えられます。

医療費

バンコク:

  • バンコクには多くの国際水準の病院があり、診察料や治療費は高めですが、質の高い医療サービスが受けられます。例えば、一般的な診察料は1,000バーツ(約3,500円)から3,000バーツ(約10,500円)程度です。

チェンマイ:

  • チェンマイの医療施設も充実しており、バンコクほどではありませんが、質の高い医療サービスが受けられます。診察料はバンコクに比べてやや安く、500バーツ(約1,750円)から1,500バーツ(約5,250円)程度です。

その他の生活費

バンコク:

  • エンターテインメントやショッピングは豊富であり、映画のチケットは200バーツ(約700円)から400バーツ(約1,400円)程度です。
  • ジムの月会費は2,000バーツ(約7,000円)から4,000バーツ(約14,000円)程度です。

チェンマイ:

  • エンターテインメントやショッピングはバンコクに比べて少なめですが、映画のチケットは150バーツ(約520円)から300バーツ(約1,050円)程度です。
  • ジムの月会費は1,000バーツ(約3,500円)から2,000バーツ(約7,000円)程度です。

バンコクとチェンマイの物価比較の結論

バンコクは大都市としての便利さや多様な娯楽が揃っている反面、生活費が高めです。

一方、チェンマイは自然が豊かで静かな環境でありながら、生活費が抑えられるため、経済的な負担が少ないです。

移住先を選ぶ際には、自分のライフスタイルや予算に合わせてどちらの都市が適しているかを考えることが重要です。

実際のタイでの生活体験

タイでの老後生活を実際に経験した方々の声を聞いてみると、その満足度の高さがうかがえます。

多くの移住者が、タイの豊かな自然や温暖な気候、低コストで快適な生活に魅力を感じ、第二の故郷として定住しています。

また、日本では得られなかった新しい趣味や人間関係を築くことができ、充実した老後を過ごしているとのことです。

タイでの老後生活の結論

タイでの老後生活には、多くの魅力と利点が存在します。

温暖な気候、美しい自然、低コストで快適な生活、充実した医療制度、親しみやすい人々、日本人コミュニティの存在など、様々な要素が組み合わさり、退職後の生活を豊かにしてくれます。

移住を検討している方は、事前に十分な情報収集と準備を行い、自分に合った地域や住居を選ぶことが大切です。

タイでの新しい生活が、皆さんにとって素晴らしいものとなることを願っています。

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