仕事や生活に疲れ、新たなスタートを求めていませんか?
「海外移住」に関する疑問や悩みを抱えた方々へ、具体的な情報を提供しながら一緒に考えていきたいと思います。
この記事では、理想の移住先選びのポイントや医療制度の比較、生活費の節約術まで解説。
読むことで、心地よい新生活への一歩が踏み出せます。
未知の国での生活への不安を解消し、新しい挑戦に背中を押すお手伝いをします。
実際に私も長期間海外生活をしてきました。
その経験も織り交ぜながら書きたいと思います。
目次
移住先選びの大切なステップ
まず、自身の価値観や優先事項を整理し、それに基づいて検討リストを作成してみましょう。
- 気候を重視(暖かい気候がいいなど)
- 英語が通じる国がいい
- 物価が安い国がいい
次に、候補地の生活環境や文化、ビザ取得の難易度などを比較検討する必要があります。
こうしたステップを踏むことで、安心感のある新たな一歩を踏み出せることでしょう。
移住のメリットとデメリット
移住先での生活は素晴らしい経験となりますが、その裏には様々な問題も潜んでいます。
異なる文化や言語環境に身を置くことで得られる新しい経験や友情は、一生の宝物となりますが、同時に適応力や努力も求められます。
特に移住先の言語が話せるようになるまでは大変です。
メリットを最大限に生かし、デメリットにも冷静に対処することで充実した移住生活ができるようになります。
海外移住が新たなスタートのチャンスとなる理由
新たな土地での生活は、あなたにとってチャンスとなることもあります。
移住先では異なる文化や環境に身を置くことで、自分を見つめ直し、成長する機会が広がります。
仕事面では日本語を話せるだけでも現地の人に比べ有利になります。
また、職種によっては日本国内に比べライバルが格段に少ないので、就職活動をする際に有利に進めることができます。
今までの経験から、国内に比べ海外で働いていた時の方がストレスは少なかったです。
移住先のリストアップ
新しい生活を始めるにあたり、生活費が重要なファクターとなります。
おすすめの国を選び、アジア、中南米、ヨーロッパといった地域ごとに生活費や生活環境の特徴を確認していきましょう。
これにより、移住先を比較検討し、理想の新生活のスタート地点を見つけることができます。
アジア編
アジアにはリーズナブルな生活費と多様な文化が広がります。
まず、シンガポールでは高い生活水準と洗練された都市環境が魅力。
一方、タイでは美しい自然と親しみやすい文化が、生活に穏やかなリズムをもたらします。
また、ベトナムやカンボジアなどは物価が低く、アジア全体での生活費の中でも特に抑えられています。
中南米編
中南米はエキゾチックで低コストな生活の選択肢。
メキシコでは歴史と現代が融合した独自の魅力を味わえ、1ヶ月の生活費は約800〜1,500ドル。
コロンビアもリーズナブルな物価で、同じく1,000〜1,500ドルで暮らせます。
ベネズエラは政情不安があるものの、物価が非常に低く、1ヶ月の生活費は約300〜700ドルとされています。
中南米では美しいビーチや自然環境が広がり、食べ物やアクティビティもお手頃価格となっています。
言葉の壁や文化の異なりには注意が必要ですが、中南米での新たな冒険は、アクセス可能な価格でリアルな夢を追い求める人々にとって理想的な選択肢となります。
ヨーロッパ編
ヨーロッパ、歴史と文化の宝庫で低コストな新生活。
ヨーロッパといっても、もちろんイギリスやフランス、ドイツなどではありません。。。
ポルトガルでは陽気な気候と美食、1ヶ月の生活費は1,000〜1,500ドルくらいで済みそうです。
ポーランドもリーズナブルで、同じく1,000〜1,500ドルで充実の暮らしができそうです。
ヨーロッパは美しい建築やアート、伝統的なイベントが豊富。
同時に、手頃な価格の食事やエンターテイメントが楽しめます。
生活費のコントロールと共に、歴史的な街並みや文化を満喫しながら、ヨーロッパでの新しいスタートを迎えることができるでしょう。
ビザ取得の条件
新生活を始めるためには正確なビザ情報が欠かせません。
最終的には大使館に行って職員の方に聞いてみることをおすすめします。
まずはネットで取得ができそうかだけを確認してみるとよいでしょう。
移住先別ビザ取得の手順
ビザの取得手順は国によって異なりますが、一般的なステップとしては、必要書類の準備、オンライン申請や現地での手続き、審査期間の待機があります。
申請前に詳細な要件や条件を確認し、計画的に手続きを進めましょう。
正確な情報と十分な下調べが、スムーズな移住生活の第一歩となります。
たとえばタイでは、いくつかのビザカテゴリが存在し、観光、就労、学習に応じて選択できます。
観光ビザは相対的に手続きが簡便であり、滞在期間も比較的長いため、一時的な滞在を考える方に適しています。
就労ビザや学生ビザは、それぞれ雇用契約や学校の受け入れ証明書が必要であり、条件をクリアすることで取得が可能です。
私の知り合いで観光ビザだけで10年近くタイに住んでいた友人がいます。
ただ、観光ビザは何度も取得していると怪しまれてしまい、次回取得することが難しくなっていました。
そのため、現地にはビザ取得業者がたくさんあります。
ビザ取得業者は内部事情をよく知っているので、一度話を聞いてみるのもよいでしょう。
注目のビザについて
ポルトガルは定期的な収入がある外国人にD7ビザを発給しています。
年金や投資収益といった安定した収入がある方は、この特例ビザを利用して長期滞在が可能です。
調べてみると意外と基準がゆるいように思います。
デジタル遊牧民としてポルトガルに滞在したいとします。その場合、滞在中の生活を賄うために経済的に安定していることを証明する必要があります。銀行取引明細書またはその他の関連書類を使用して、経済的に安定していることを証明できます。Atlysでこの要件を満たしていることを確認できます。
さらに、ポルトガル滞在中に定期的な定期収入 (受動的収入) があることを証明する必要があります。したがって、ポルトガルの D7 ビザの資格を得るには、次の受動的所得要件を満たす必要があります。
- 主な申請者の場合: 最低€8,4601年当たり。
- 扶養申請者(配偶者など)の場合:最低€4,2301年当たり。
- 扶養している子供の場合: 最低でも€2,5381年当たり。
出典:海外旅行データベース
美しい自然と歴史ある街並みの中で、新しい生活をスタートできます。
移住先での生活費比較
アジアであっても、中南米であっても、ヨーロッパであっても国により物価は異なってきます。
また、どんな暮らしをするかによっても生活費は異なってきます。
移住先でどんな生活をしたいのかをイメージしながら、生活費を考えていく必要があります。
生活費に影響を与える要因
実際の生活費データと節約術
ポルトガルでの生活費を考えてみましょう。
実際のデータから見える節約法を紹介します。
- 食費の工夫
- 地元市場での食材購入が一般的。新鮮な魚介類や地元産の野菜を購入し、自宅で調理することで外食費を大幅に削減できます。
- 公共交通機関の活用
- ポルトガルの公共交通網は発展途上ですが、バスや地下鉄を積極的に活用することで、交通費を抑えることができます。
- 住宅事情の見極め
- リスボンやポルトなど都市部は家賃が高め。しかし、郊外や小規模な町では手頃な物件が見つかります。物件の広さや立地を検討し、予算に合った住まいを見つけましょう。
- 地元の慣習に合わせた生活
- ポルトガルではカフェ文化が根付いており、地元のカフェを利用することで、リーズナブルに飲食を楽しむことができます。また、地元の行事やセールを活用して節約を図りましょう。
これらの節約法を組み合わせることで、ポルトガルでの生活費を効果的に抑えることができます。
地元の習慣や慣習に適応し、予算を見直すことで、豊かなポルトガル生活を楽しむことができるでしょう。
関連記事タイのバンコクに移住した場合、毎月いくらかかるのかを計算しました
タイについてはこちらの記事で確認したことがあります。
医療制度と安心の生活
新しい生活を始める際に欠かせないのが医療制度の確認です。
特にポルトガルの例から、安心な生活の基盤を探ります。
- 全国的な医療カバー
- ポルトガルの医療制度は国全体をカバー。公立病院や診療所が広く存在し、緊急時や慢性的な病気に対応するための豊富な施設が整備されています。
- ヨーロッパ標準の質の高さ
- ポルトガルの医療制度はヨーロッパの基準に合致。高度な医療技術や設備が整っており、専門的な治療や手術も受けられます。
- 公的医療保険への参加
- ポルトガルに滞在する場合、国民健康サービス(SNS)に登録して公的医療保険に加入することができます。公的医療保険により、治療や処方薬が手頃な価格で受けられます。
- 民間保険の活用
- さらなる安心を求めるなら、民間の医療保険にも加入が可能。公的保険と組み合わせて、特定の治療や予防措置において補完的なサポートを得ることができます。
ポルトガルの医療制度は、包括的で高品質。
滞在者にも公的医療保険の利用が開かれており、緊急時や日常的な健康管理に安心感をもたらします。
海外で病院に行くと驚く金額を請求されることがあります。
長期で入れる海外旅行者保険もあるので、移住前に調べておくとよいでしょう。
移住先の医療制度の違い
異なる国々での生活では、医療制度の理解が不可欠です。
今回は、タイの医療制度を通して、異なる国の医療サポートの特徴を探ります。
- 包括的な公的医療制度
- タイは広範かつ包括的な公的医療制度を有しています。国内の病院や診療所で手厚い医療サービスを提供しており、低価格で利用が可能です。
- 高品質なプライベート医療施設
- 同時に、タイは国際的に評価される高品質なプライベート医療施設も充実。特にバンコクなどの都市部では、先進的な医療技術を提供する施設が多く存在しています。
- 自由度の高い保険制度
- タイでは、公的医療制度の補完として、多くの人が民間保険にも加入しています。自由度の高いプランや、海外旅行者向けの特殊な保険も存在し、柔軟な選択が可能です。
- 親しみやすい医療文化
- タイの医療文化は親しみやすく、患者と医師の関係が良好。コミュニケーションが円滑であるため、治療においてもストレスを感じにくい環境が整っています。
タイの医療制度は、包括的でありながら柔軟性も備えています。
新しい国での生活では、これらの特徴を理解し適切に利用することが、安心で健康な移住生活を築く鍵となります。
バンコクなど大きな都市には外国人向けの大きな病院があるので安心できます。
ただ、料金がとても高いので保険でカバーできないと移住費が全て飛んでしまう可能性があります。
そのため、長期の海外旅行者保険に加入しておくことをおすすめします。
医療保険の重要性と選び方
タイの事例を通じて、医療保険の重要性と賢い選び方を考えてみましょう。
- タイの医療制度の特徴
- タイは優れた医療制度を有し、観光医療でも有名。しかし、公的医療は一般的に外国人向けには制限があるため、私費での医療が必要な場合があります。
- プライベートな医療施設の利用
- タイでは高品質なプライベート医療施設が充実。しかし、これらの施設は公的な医療と比べて費用が高いため、医療保険の重要性が際立ちます。
- 病気やケガに備えた保障
- 医療保険は予期せぬ病気やケガに備える重要なツール。特にタイでは、急な医療費の発生に備え、十分な保障が求められます。
- 継続的な医療ニーズを考慮
- 長期滞在や定住を考える場合、慢性的な病気や定期的な医療ニーズに対応するための保険選びが必要。保険の更新や変更にも対応できる柔軟性も重要です。
タイの事例から分かるように、医療保険は異なる国での生活において欠かせない要素。
将来の不測の事態に備え、適切な医療保険の選択が新しい生活をより安心できるものにします。
風邪でタイの大きな病院に行くと1回1万円以上はかかります。
もし入院ともなると数十万円の費用がかかることもあります。
実際に私もタイで何回か入院・手術をしましたが100万円以上の請求が来たことがあります。
結論と最適な移住先の導出
海外移住となると、
- 長期滞在ビザの取得
- 生活費
- 医療制度
上記の3点は外せないポイントとなります。
特に円安の現在、日本にある貯蓄で海外移住をしようとすると生活費は重要なポイントとなります。
まずは1ヶ月ほど候補に挙げた国に住んでみて、やっていけそうかを確認してみてはどうでしょうか。
また、ネットを使った仕事で収入を得ることを考えてみると生活費を稼ぐことができます。
私もタイに長期間住んでいたことがありますが、事前に何度か旅行で訪れ、物価や食生活・住居を確認してから移住することにしました。
生活費、医療制度、文化の観点から検討した移住先。
これらのポイントを踏まえ、理想の場所を見つけることができたら新しい冒険の始まりです。
事前準備をしっかりして、楽しい新生活を移住先で始めましょう。