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タイ語を独学で勉強するのにおすすめのテキスト4冊を紹介

タイ語独学

タイ語の独学をしようかと悩んでいる人もいるかと思います。

私も独学でタイ語を勉強しようと思い、始めた1人です。

当時は仕事が忙しく、語学学校に通う時間がありませんでした。

また、学生時代は英語が大嫌いだったので、語学の勉強に不安もありました。

しかし、それ以上にタイ語を話したいという気持ちが勝り、とにかく独学で始めることにしました。

毎日の通勤時間、お昼休みといった隙間時間、そして帰宅後の就寝前に少しずつ勉強をしていき、3ヶ月後に訪タイした時には少しながらではありますが、タイ語を話せるようになりました。

タイ語を独学で勉強し、話せるようになることは可能です。

コツコツ続ける必要はありますが、ぜひ独学でもタイ語を話せるようになり、タイ旅行やタイ生活が更に楽しくなって欲しいと願っております。

時間がない人は、テキストとピンクの枠内だけ見てもらい、興味がある箇所だけ読んでもらえればと思います。

おすすめのテキスト

実際に私がタイ語を独学で勉強するために使ったテキスト2冊です。

旅の指さし会話帳1 タイ [第3版] (旅の指さし会話帳シリーズ)

タイ旅行の前に購入し、タイに持っていった本です。

指差し会話帳を持っていったことにより、タイ人と意思の疎通ができました。

イラストがあるので、タイ人も楽しそうに見てくれ、いろいろ教えてくれました。

帰国後、私は指差し会話帳をメインに独学でタイ語を勉強し始めました。

最初にしたことは、どのページにどんな単語が出ているかを覚えることです。

どのページを見れば自分の知りたい単語が出ているかが分かれば、短時間で調べることができます。

更に、タイで使う際、パッとページを開くことができ、相手を待たせずに見せることができるようになります。

次に、旅行や日常生活で使いそうな単語から覚えることにしました。

文法は全く気にせず、とにかく単語だけを覚えるようにしました。

数字は1〜100万まで覚え、買い物で困ることがないようにしました。

単語を覚える際、まずタイ語を書いて上にカタカナで読み方、横に日本語で意味を書いて覚えるようにしていました。

ただ、単語ばかり覚えていると飽きてくるので、飽きてきたら文法を確認するようにしていました。

といっても、学校で習う英語のような細かい文法は無視していましたが。

今でもタイ人と話していると、文法を直されることがあります。

それでも意思の疎通はしっかりとできているので、日常生活で困ることはありません。

指差し会話帳 には、各ページの下に豆知識が書いてあったりするので、勉強の合間に読んでみるとためになります。

また、最初と最後に日本語で書いてある説明は、必ず熟読しておくことをおすすめします。

指差し会話帳を使った独学についてまとめると、以下のようになります。

  • どのページにどんな単語が出ているか覚える
  • 普段使いそうな単語を書いて覚える
  • 単語を覚えるのに飽きたら文法の確認
  • 日本語の説明はしっかりと読む

タイ語の独学を始めてみて

タイ語の独学を始めて、タイ語が話せるようになるまで、何段階かレベルがあると感じました。

レベル1(自分の伝えたいことがタイ語で伝えられる)

とにかく単語を沢山覚えるようにしましたが、実際タイ人に通じるのかといった不安がありました。

結論からいうと、通じませんでした。

原因は、発音です。

指差し会話帳には、発音や声調についての説明もありましたが、実際にタイ人と話してみるまで、分からないことが多々ありました。

そこで、単語だけ発音して通じない時は、簡単な文にして伝えてみました。

それでもダメなら指差し会話帳を見てもらいました。。。

そしてタイ人に発音してもらい、真似して何度も発音していると、段階と通じるレベルになっていきます。

  • タイ語の単語をタイ人に伝える
  • 単語でダメなら簡単な文で伝える
  • 単語も短文もダメなら指差し会話帳を見せる
  • タイ人の発音を何度も真似する

上記のことを繰り返していると、段々と自分の伝えたい内容が相手に伝わるようになります。

この段階がレベル1です。

レベル2(タイ人の話す内容が分かる)

さて、レベル1に到達し、自分の伝えたいことがタイ語で伝えられるようになると、いろいろ話がしたくなるものです。

ここで、調子に乗って話をしていて困ったことがありました。

それは、自分の伝えたいことが伝わり、それに対してタイ人が答えてくれた時、何を言っているのかサッパリ分からないということです。

よく考えれば当たり前のことなんですが、自分が覚えた単語以外は分かるはずがありません。。。

少しは聞き取れる単語があったとしても、結局のところ何が言いたいのか分からず困ってしまうことが多々ありました。

この段階がレベル2です。

このレベル2の時に役に立ったのが、「音で引く・タイ語検索Book」です。

音で引く・タイ語検索Book

タイ人が発した単語の音から意味を調べることが出来るので、想像以上に役立ちました。

音から単語を引いて、合っているかをタイ人に見てもらい、新しい単語を覚えるようにしていきました。

  • タイ人が使った単語の意味を調べる
  • 音から引ける上のテキストが有効です
  • 新しい単語をどんどん覚えましょう

レベル3(タイ人の言っていることが分かる)

レベル2をクリアすると、自分が伝えた内容に対して、タイ人が答えてくれたことが分かるようになります。

ここまでくると、タイ語で会話ができるようになったといえるでしょう。

タイ語で分からない単語があっても、タイ語で説明してもらい意味が分かるようになるので、一気に上達するようになります。

日本で毎日タイ語の単語を覚え、旅行でタイに行った時にタイ語で話しをし、タイに住むようになって半年でレベル3まで行くことができました。(タイ語を独学で勉強してから1年後となります)

タイ人の言っていることが分かるようになると、日常生活で困ることは殆どありませんでした。

買い物はもちろん、部屋の契約やインターネットの契約も自分でできるようになります。

もちろん専門用語が出てくることがあるので、その時は「指差し会話帳」や「音で引くタイ語検索Book」を活用していました。

また、「指差し会話帳」にはビジネス版もあるので、そちらを使うこともありました。

ビジネス指さし会話帳3 タイ語 (ビジネス指さし会話帳シリーズ)

  • ここまでくると会話が成り立ちます
  • 一気にタイ語のレベルが上がっていきます
  • 専門用語にチャレンジしてみるのも良いでしょう

レベル4(タイ文字の読み書きができる)

私はタイ語の独学は、会話から始めました。

理由は、とにかくタイで会話ができるようになりたかったからです。

会話ができるようになり、次に思ったのはタイ文字が読めるようになりたいということです。

タイに行って看板などを見てみると、いろいろなフォントがあることに気がつくと思います。

「指差し会話帳」はタイ語の単語が手書き風なので、ところどころ分かりにくい箇所があります。

それでも最初に単語を覚える時に指差し会話帳のタイ文字を写していたので、タイ文字についての独学も結局「指差し会話帳」をメインに使用しました。

タイ文字を読む方は意外とスムーズにいったのですが、書く方は今でも苦戦しています。

文字を書く練習をし、単語を書こうと思っているのですが、どの文字を使うかを覚えるのにてこずっています。

やさしいタイ語―文字の読み書き

タイ文字の独学に使ったのが上のテキストです。

このテキストのタイ文字の読み方についての説明は素晴らしいと思います。

タイ文字の決まりを細かく説明してあるので、読み方の違いや声調について詳しく知ることができます。

難点としては、出版年度が古く、新品を探すのは難しいかもしれない点です。

  • タイ文字の読みは意外とスムーズにいくかもしれません
  • タイ文字の決まりを覚えることが大切です
  • 書きは文字から練習しますが、正直難しいです

まとめ

タイ語を独学でマスターすることは可能だと思います。

私も独学でタイ語を話せるようになりました。

ただ、語学をマスターするためには時間がかかります。

また、その言語に興味がないと勉強が苦痛になってしまうことでしょう。

英語は学校で10年間勉強しましたが、話せるようになりませんでした。

興味がなかった上に、細かい文法ばかり勉強し、実際に話す機会がなかったからだと思います。

その点、タイ語は「現地で話せたら楽しいのに」と心から思ったため、興味を持ちながら勉強することができました。

タイ語を独学で勉強しようと思っている人は、タイ語に興味があるからでしょう。

焦らずコツコツ単語から覚えていけば、徐々にレベルアップし、気がついたらタイ語を話せるようになっていたとなります。

タイ人の知り合いがいれば、LINEやSkypeなどでどんどん会話をしてみるとよいでしょう。

間違えたら恥ずかしい、伝わらなかったらどうしよう、といった不安もあるかと思いますが、タイ人は殆ど気にしてないので心配せずどんどん会話をしていきましょう。

タイ人からすると、伝わらなくても「マイペンライ」だと思いますよ。

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