「円安は日本経済にとってプラス」
日銀の黒田総裁がいつも言っていますが本当でしょうか?
コロナが落ち着いてきて海外旅行にも行けるようになりました。
旅行先の国の通貨に換金したとき、驚いた人も多いのではないでしょうか。
米ドルで考えてみましょうか。
1ドル115円のときに10万円を米ドルに換えると約870ドルになります。
それが1ドル135円の今ですと10万円が約740ドルになってしまいます。
10万円で130ドルも違うんですよ。
逆に考えると、日本に来る外国人にとってはプラスですよね。
そこで、インバウンドが声高に叫ばれていますが、以前のように外国人が沢山来日するまでには時間がかかるでしょう。(特に中国人はまだまだ来ないと思います)
円安の今、中小企業や個人がどうやったら儲けられるかを考えてみませんか。
海外に販路を拡大する
円安の場合、輸入より輸出の方が有利になります。
海外に行って、お土産を買う場合をイメージしてもらうと輸入が分かりやすいと思います。
先ほどのドル円の場合で考えると、1ドルを115円で買える場合と1ドルを買うのに135円がかかる場合では、海外で買い物するときは円高(1ドル115円の方)が有利です。
逆に日本に来た外国人が日本で買い物をする場合は、1ドルで115円しかもらえない場合よりも、1ドルで135円もらえる方が有利となります。
【円高】(円の価値が上がる)
1ドルを買うのに135円
1ドルを買うのに115円
輸入・海外旅行で買い物してくるのに有利
【円安】(円の価値が下がる)
1ドルを買うのに115円
1ドルを買うのに135円
輸出・外国人が日本で買い物するのに有利
ということは、円安の今は海外に販路を拡大すると有利です。
日本に来れない外国人の中にも、made in JAPANの製品を買いたいと思っている人もいることでしょう。
今はオンラインショッピングが発達していますので、自社で直接カード決済できるシステムを作れば、海外に販路を拡大することができるのではないでしょうか。
英語版と中国版のホームページを作るのは少々大変ですが、留学生などをアルバイトで雇って作成してみてはどうでしょうか。
海外発送の手配も少々手間がかかりますが、その分ライバル企業がやっていない場合は多いのでチャンスはあると考えます。
一度システム化してしまえば、次回以降は同じ流れで違う商品を販売することができるようになります。
今後人口が減少する日本国内だけでなく、海外を視野に入れていくことが重要ではないでしょうか。
直接現地に販売店を作るのはハードルが高いですが、オンラインショップであれば可能性はあります。
また、全世界を対象にすることもできるという強みもあります。
個人でドルを買う
円安の今、個人でドルを買っている人は儲けを出すことができていることでしょう。
ドルを買う場所として銀行や換金ショップなどがありますが、手数料がかかってしまいます。
手数料を考えると相当レートが上がらないと儲けを出すことができません。
そこで、リスクもありますがFXを検討してみてはどうでしょう。
私もFXをやっていますが、ここ数年コンスタントに儲けを出すことができています。
リスク管理をしっかりしないと損失額がとんでもないものになってしまうので注意が必要です。
まずはデモ取引で練習したり、知識を増やすために本を読んだりしてみてはどうでしょう。
円安の場合、為替レートの変動で儲けを出すこともできますし、スワップポイントで儲けを出すこともできます。
ただ、いつかは円高に動き始めるときが来ると思うので、放置は危険です。
私は1日~1週間程度で決済をするようにしています。
自分の資金で取りえるリスク内で取引をすることが最も重要です。
私は【DMM.com証券】を使用しています。
キャッシュバックが高額なので、上手に活用することでリスクを抑えることができます。
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最後に
円安が進んでいる今、何もしないでジリ貧になるのではなく、行動を起こす必要があるのではないでしょうか。
日銀や政府が大きく動くことは期待できません。
自分のことは自分でなんとかしないとです。
周りがやっていないことをするには勇気がいりますが、その分リターンが大きくなるケースが多々あります。
今後も円安が進むかは分かりませんが、日本と諸外国の金利差を考えると急激な円高にはなりにくいと考えます。
経営や投資は自己責任となります。
最後は自分で調べ、判断をし、儲けを出して欲しいと願っております。